インタビュー MEMBER INTERVIEW
お客様の反応が嬉しい!
ビッグブランドのリニューアルは難しかったけれど、
とことんやり切ることができました!
インタビュー
- クイスクイスデビルズトリックは、2001年の発売から愛され続けてきたブランドですが、担当が決まった時はどう思いましたか?
これまでこのブランドに関わったことがなかったので単純に楽しそうだな~と。変な気負いはありませんでした。
- まずどんなところからスタートでしたか?
全カラーの発色をUPする処方変更が最初の課題でした。試用テストのため、自分はもちろんですが、社員のみなさんにもしっかりブリーチをかけた上に各色を試してもらっていたので、その時期社長からは「目がチカチカする…」と言われてしまうくらいカラフルな髪色の社員が続出!みんな楽しみながらトライしてくれてとっても助かりました。
- 苦労したことは?
パッケージの女の子のキャラ設定。。。死ぬほど悩みました。そんな中、守ってあげたいかわいい女の子より、自分で道を切り開く映画の主人公のようなカッコイイ女子の方がトレンドだと感じるように。ワイルドレッドはカウガール、マーメイドブルーは人魚など、カラーを映画の主人公に見立てることにしたんです。その方が若い人に共感してもらえるかと。そこにたどり着くまでは大変でしたが、決まってしまえば映画館をモチーフにした什器やチケットに模したリーフレットなど、販促物もどんどんイメージが膨らんでいきました。
- 商品に書かれた「#映え」は、かなり新しい感覚を受けましたが。
時代的にも、ターゲット層的にも、そして今回の大きなリニューアルポイントである発色UPという点でも、一番刺さるワードは「#映え」っきゃない!と決めていました。会社としてOKが出るか心配でしたが、意外にも社長からはすぐにGO!が。今思えば、そのスピード感も時代をとらえる石澤のモノづくりらしさだったかもしれません。
- リニューアルを通じてうれしかったことを教えてください。
2つあります。ひとつはSNSでたくさんの反応がアップされたこと。これまでに担当した商品の時とは圧倒的に数が違って…。実際に手に取ってくれているお客様を実感することができうれしく思いました。
もうひとつは、このビックプロジェクトを任せてもらえて、やり切れたこと。ブランドのリニューアルは常に難しさがありますが、今回はいい意味でこれまでの世界観をこわすことができ、販促もやりたい方向で一新することができました。
後々ですが、このプロジェクトの功績がチーフへの昇格につながったと上司に言われた時は嬉しかったです。- 結果的にも大成功でしたね。
売り上げも大きくアップしました。「#映え」のキーワードと髪色のインパクトがSNSにバッチリはまって拡散!Web広報を担っている情報戦略室との連携も成功の要因です。
- 企画を目指す人にメッセージを!
自分の狭い枠にとらわれず、たくさんのことに興味をもって引き出しを増やしていくことが、企画には大切なんじゃないかと。だから学生のうちは、いろいろなところに行って、いっぱい遊んで、その時の楽しかった感覚や印象、ひらめきを蓄えておくとよいと思います。
- 石澤研究所の企画室って??
企画心がうずいてついつい新作ものに手が出てしまうのか、企画室にはコンビニの新作お菓子が勢ぞろい。お菓子を食べながらワイワイ盛り上がってます。そしてそんな会話の中に企画のヒントが隠れていることも。いつもにぎやか女子高みたいな感じです。
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