Q1
ご存知ですか?2種類の日焼け
A1
日焼けには、紫外線を浴びてから数時間後に肌が赤くなり始める「サンバーン」と、赤い日焼けが消えた数日後に数週間から数ヵ月続く肌が黒っぽくなる「サンタン」の2種類あります。「サンタン」は数週間から数か月続きます。
出典)環境省 健康保健マニュアル2015
Q2
太陽の光がジリジリ暑い!これ、日焼けしちゃうよね?
A2
暑さを感じるのは赤外線のせい。日焼け(サンバーン)は紫外線の影響によるもので、赤外線のように暑さを感じることができず、私たちの目には見えない光です。紫外線は真夏だけでなく、曇りの日も冬でも降り注いでいます。感じることができないからこそ、一年を通したUV対策が必要です。
Q3
そもそも紫外線って?
A3
紫外線とは、暑さもまぶしさも感じない太陽光の一種です。 シミ・そばかすや肌老化の原因のひとつで、強さの程度には差があるものの気温や天候、季節に関係なく、一年中降り注ぎます。
UVAは「生活紫外線」とも呼ばれ、表皮を通り越して「真皮層」まで届きます。すぐに肌を黒くさせ、時間をかけて肌の弾力やうるおいを奪い、シミやシワの原因になります。
UVBは「レジャー紫外線」とも呼ばれ、紫外線を浴びて肌が赤くなるのは、UVBの影響。
表皮にダメージを与え、シミ・そばかすの原因となるメラニンの生成を活性化させます。
Q4
SPF、PAってそもそも何を表しているの?
A4
SPFはUV-Bによる日焼けをどれくらい遅れさせることが出来るかを表しています。
例えば、陽にあたって30分で赤くなる人がSPF20の日焼け止めをつけた場合、理論上は
SPF20 …20×30=600分
600分の間、日焼けを遅らせることが出来ます。
PAは、UVAを防ぐ値のこと。
PA+ … 効果がある
PA++ … かなり効果がある
PA+++ … 非常に効果がある
PA++++ …防止効果がきわめて高い
よりしっかりと紫外線をカットするために、適切な量を使うこと・こまめに塗りなおすことも大切です。
Q5
日焼け止めの適量はどのくらい?
A5
クリーム状の日焼け止めの場合、まずパール粒1個分顔全体になじませます。そのあと、同じくらいの量を重ねづけすると、より効果的です。ジェル状の日焼け止めは、1円硬貨くらいの量を2回つけましょう。
紫外線を浴びやすい鼻の頭はしっかりと。まぶたへ塗るのも忘れずに!
出典)環境省 健康保健マニュアル2015
Q6
朝のUVカット、塗りなおす必要は?
A6
つけっぱなしは、うっかり日焼けの原因に。SPF・PAの表示はあくまでも目安です。
実際の使用場面や紫外線に対する感受性、汗や皮脂の状態などに大きく左右されます。
紫外線対策に効果的にご使用いただくために、日焼け止めはこまめに塗りなおすことが大切です。
Q7
「ノンケミカル」ってどういうこと?
A7
UVカット成分には、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類があります。「紫外線吸収剤」はまれにアレルギー反応を起こす方がいらっしゃいます。「紫外線散乱剤」は、アレルギーを起こすことが非常に少ないといわれています。紫外線予報シリーズでは、紫外線吸収剤を使っていない日焼け止めを「ノンケミカルシリーズ」としてご紹介しています。
より肌にやさしい日焼け止めを探している方はぜひお試しください。
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Q8
UVケア、夏から始めれば問題ないですか?
A8
「紫外線対策は真夏」と思いがち。
でも、紫外線量は3月から急激に増え始め、6月から8月に最も紫外線が強くなります。
年間を通したUVケアが理想ですが、春先はから夏にかけて特に注意が必要です。
A9
雨の日や曇りの日、日焼け止めは必要ない?
Q9
曇りの日でも、快晴の50~60%、雨の日でも30%前後の紫外線が降り注いでいます。
天候に関係なく、UVケアを忘れずに!
Q10
子どものうちは、紫外線を気にしなくても大丈夫?
A10
幼児期から高校生くらいまでは屋外での活動が活発な時期。私たちが一生のうちに浴びる紫外線のほとんどを18歳までに浴びるといわれています。子どものころから浴びた紫外線はジワジワと積もって何年もたってからシミ・シワ・肌トラブルなどになって出てくるのです。子どものうちからこまめなUV対策をしておけば、大人になってから「お母さん、ありがとう♪」と感謝されるかも!