関東より西のお花見シーズンはほぼ終了。
お花見中に日差しが強くて、日焼けしちゃった~なんて方もいるかも。
「春は日差しも穏やかだし、紫外線対策はまだ大丈夫」なんて思っていませんか?
柔らかい日差しに気がゆるみがちな春の紫外線ですが、実は肌に与える影響はとても深刻なんですよ。
今回は、春と夏の紫外線の違いと、春の紫外線対策についてご紹介いたします♪
★何が違うの? 春と夏の紫外線
紫外線には、
・肌老化の原因となるUVA と
・シミやそばかすの原因になるUVB の
二種類があるのはみなさんすでにご存じですよね。
夏はUVBがとても強く、紫外線対策をさぼると「真っ赤に日焼けしちゃった!」なんていうことになってしまいます。
一方、肌老化の原因となるUVAの量は、実は春でも真夏と同じくらいの量が降り注いでいるのです。
UVAのエネルギーはさほど強くないですが、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸といった真皮の成分を作り出す「繊維芽細胞」に損傷を与えるため、肌へのダメージはかなり深刻なもの。
肌の奥「真皮層」のダメージを回復させるのはカンタンではなく、蓄積された真皮層の損傷は肌の弾力を失わせてシワやたるみなどの老化を引き起こします。
UVAを防ぐ力の目安は「PA値」。春は特にPA値を意識した紫外線対策を欠かさないことが、肌の老化を防ぐための大きなポイントなのです。
★いますぐ始めたい!春にぴったりの紫外線対策
さきほどお伝えした通り、PA値は+の数が多いほど紫外線を防ぐ効果が高くなります。
通勤やお買い物など、普段のちょっとした外出程度ならPA++程度のものを、野外スポーツやレジャーなど紫外線を長時間受ける場合にはPA+++以上のものをつけるのが理想です。
日焼け止めは朝使ったらそのままで良いというわけではありません。汗や皮脂の影響や、手で触れることなどによって落ちてしまうためです。
効果的に紫外線対策するためには、こまめに塗り直すことが大切になります。
塗り直しには使いやすいスプレータイプがおすすめです。
毎日使うものだから、石けんで落とせるものやノンケミカルにこだわってみるのも良いですね。
また、日焼け止めとあわせて帽子や日傘などを使用するのもオススメです。
実は春にも強烈に降り注いでいる紫外線。
日々の紫外線ケアを徹底して、10年後にもシミやシワのない美肌を目指しましょう!